「友」について考えた。

久しぶりの晴天です。
孫も、これから入学する「学校」も決まり、私も「ホット」したことでもあり、久しぶりに
「参道]を歩いてきました。

「梅」の花もきれいに咲いている。 そして桜の花もホコロビはじめている。
参道で行われている「お雛様祭」は、今日が最終日。
綺麗なお人形さんも、また 「箱」の中に終われて、陽の目を見ることもなく、一年間過ごすことになる。
そう思うと、お人形さんが「いとおしく」感じます。

この参道を歩き、境内にやってくる人の姿は、いろいろで、親子、兄弟、仲間で。。。

最近 やってくる人のなかで、男性一人が多く感じる。

カメラを持参したり、スケッチ・ブックを持ったり、パンフレットを持ったり。。。

私も一人で、散策します。
二人でここにやってくるのは、新年の「初詣」だけ。

男性は、仕事をしているうちは、「まわり」のことに、「気が向きません」。
はた! と 気づくのは、「定年退社」したおり。

その時迄 「一人で、、、」と、言う「時間」を考えてもいない。

気が付けば、「話す」「相手」がいない。 こうした話題にふれる機会が多い。

日本の男性の「友」に関する「報告書」を見た。その中で、
「仕事以外で友人と交流した「経験」を聞いたところ、なんと「ない」と答えた男性は17%。
また、50歳までに一度も結婚しない「生涯未婚率」が、なんと「23%」も!
(「経済協力開発機構の調査」に基づく資料。 出展は1月4日附「日経新聞」)

調査は、孤独に備えるデータも出している。
財産形成の準備をする人。 医療保険に加入する人。
これらは、多いが、地域で仲間づくりをする人は、僅か5%どまり。

どうやら、「リタイヤ後の生活」を充実させる工夫が、今一つ足らない様に思います。

国会では、「働き方改革」が議論されていますが、それなりに「深刻」な問題です。

そんなことを感じました。

写真は、境内の「院」に飾られた「お雛様」です。

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