「秋分の日」に思った。

あれだけ、晴れわたった「秋」の「青空」は、今日は「雲」に覆われています。
今日は「秋分の日」。その趣旨は、「先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」。
1948年、祝日法で制定されている。

「秋分の日」は 毎年2月1日に、国立天文台が作成する「暦」に基き、その年の「秋分の日」が定められている。
この日は「昼」の時間と「夜」の時間が等しくなる。

家族が揃って「お墓参り」に行ったり、先祖を供養する「法会」をします。

私が住んでいる街は「寺町」なので、参道にある「花屋」さんで、供養の「お花」を買い求め「墓地」に行く人々に沢山、出会います。

私は、ここ数年で身近な人二人をみおくった。
一人は「妹」。 もう一人は「叔母さん」。

妹が納骨された「お墓」は、広島県呉市にある。
そして叔母さんは「八王子」にある墓地で、ねむっている。
ご先祖様は、広島県呉のお墓に、納骨されている。

本当ならば、お墓がある呉に帰り、また、「八王子」迄出掛け、墓参するべきでしょうが、私は「船橋」の地にいる。
「生活習慣」が、この様な隔たりを生んでいる。

先日テレビジョンの放映の中で「お坊さん」が、『太陽に向かい「西」の方向に手を合わせれば、「墓参した」ことと同じになる。』と、言われていました。

さて、先日のテレビジョンの「ドキュメント72時間」と言う番組で「墓地」に集まる人々の姿を見せていた。
( http://www4.nhk.or.jp/72hours/x/2015-09-04/21/16870/1199106/ )

この墓地は「茨城県牛久市」にある高さ120メートルの大仏さんの足元に広がる、関東最大級の「霊園」。「お盆」の時期に様ざまな人が集まった来た。

日本人は『「無宗教」で、墓参はしないと』と、おもっていましたが、とんでも無い。

亡くなった人の骨が納められている「お墓」に、その人を「思う人」、「偲ぶ人」が、集まり、結構 楽しく「お墓参り」をしていました。

そうなんですね! 人は一人では生きていません。こうして「相手」のことを思い、偲び、その上に普段の「日常生活」がある。
そんな思いを強く感じました。

私は10月下旬、妹の命日に呉に帰り「墓参」をする予定にしています。

写真は、昨日「小石川後楽園」で見た「彼岸花」です。

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