運 不運

今日も雲一つない晴天です。
空気が非常に乾燥していて、乾燥肌の私は、指先が痛い。

午前中 法華経寺の境内を散策しました。
お寺さんは、お正月の仕事が済み 次は節分の準備をしていました。

このお寺の境内はかなり広く、銀杏、桜などの樹木が沢山ありますが、もう一カ月近く雨が降っていません。 葉っぱが干からびています。

樹木も水がないと辛い。

このお寺では、散水車を境内に呼び、車の高いところから散水をしていました。
そうそう、 夏の炎天が続いた時も、散水していた記憶があります。

水を貰った樹木は、「サッパリ」として、緑の葉っぱが綺麗に見えます。

こんな自然界の中で、「人間」が、手を加えて、樹木を綺麗に管理している「世界」と
自然に任されて、水が欲しいが、
 ただひたすらに「雨が降るのを待つ」樹木の「世界」があります。

今日境内で、お水を頂けた樹木は、「生えていた場所」がよかった。「運が良かった。」

樹木は「動く」ことができませんので、「水をまく場所」に「生きていた」から、
今日散水車から、「お水」を貰えた。

運、 不運ですね。

しかし、動物は、自分が動けば、そこへ行ける。

人間様は、今はインターネットを使い、「スマートフォン」なる「携帯端末」を持ち、「水」がある場所を「探し」、効率よく「移動」し、「水が飲める」。

運、不運を自分でコントロールできる。

問題は、便利な道具を、「何の為に使うか?」、「タイムリーに使えるか?」
こんな世界に、人間様はいる。
こんなことを感じました。

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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運 不運 への1件のフィードバック

  1. 素敵な価値観です
    木はそこにいるしかなく、受動的でしかない
    動物は人から何かを受けるしかなく 恩恵であり、迷惑であり・・・・ある意味受動的でしかない  物言えぬ命に なにを考え なにをするか もしくは なにもしないか・・・・
    人は なんなんでしょうね・・・  でも人は 自分の幸運 不運を 語ります。  もしかしたらこの世界で 唯一能動的になる 生物なのかもしれません・・・・ね   だから いっぱい できることをしないと・・・

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