学徒出陣 ７０年

今日も曇り。昼からは小雨もふる様子。
私の日記帳では、この「曇り」は１０月１８日（金）から続いている。もう、一週間も「秋空」がないです。！

先日のテレビジョンで「学徒出陣があってから７０年」と云うことを知った。
（　http://www3.nhk.or.jp/news/newsweb/　）

何故突然の様に報道されたかと云うと、今の国立競技場　東京・明治新宮外苑競技場は、
２０２０年の「東京オリンピック」のメイン会場に生まれ変わる為に、立て替え工事が行われる。
この競技場の前には「戦死した学生を追悼する『碑』があるそうです。
この『碑』の保存を要求する「集会」があった。

私も、この『碑』の存在は知りませんでしたが、歴史を振り返ると、太平洋戦争まっただ中の
１９４３年１０月２１日、ここで７７校の学生２万５千人が集まり東条英機首相らを前に行進した日。
大雨でぬかるんだグランドを、大学から支給された「歩兵銃」を担いで、泥まみれになって行進した。

戦況が悪化し、兵力不足を補う為に、文化系の２０歳以上の大学生の「徴兵猶予」が停止され、
「出陣学徒壮行会」がひらかれた。

沢山の「若い」命が「戦禍」に散った。

さぞ、無念でしたでしょう。

この「学徒出陣」に関する、詳しいデータは、何故か残されていないそうです。

それを物語る「慰霊碑」を後世に残す為にも、この『碑』を保存したいとの願い。

是非　「保存」して貰い、みたび「戦争」がおきない様にしたい。

最近の政治は「戦争放棄」を削除する「憲法改正」議論や、「機密保護法」等、
ややもすれば、「暗い」イメージの話がチラホラ聞かれる。

「平和ボケ」にならない様に！　と、このニュースに接しました。

「学徒出陣があってから７０年」！　時代は流れました！！！