[風と共に去りぬ]の想い出

風と共に去りぬ

TV 「ミューズの晩餐」で、今 過去の有名な映画を振り返ってみる番組が企画されている。
先日「風と共に去りに」の想い出をトークしていた。

この映画は100年経ってもすたれない、忘れられない映画!だそうです。

米国を舞台に、時代は南北戦争の時代。
スカーレット・オハラを演じた女優がビビアンリー。
かっこいい 男性レッド・バトラーを演じたのが、クラーク・ゲーブル。
テーマソングが”ターラ”スタイナーによるテーマ曲『タラのテーマ』。
どれをとっても、”絶対的な存在”を示す、物凄い映画です。

この映画ができた時、日本は未だ、戦中で暫らく上映されなかった。
が、 上演されると大ヒットした。 
  「Wikipedia]では、以下の様に記述されている。 
  映画で描かれる南部の栄光と南北戦争敗北による没落から見事経済的に成功する
  ものの精神的な幸福感を得られないヒロイン・スカーレットの姿が太平洋戦争の
  戦後復興の途上にありながらも
  大義や志を失った当時の日本の姿と一致したこともあって、
  高額な入場料であるにも拘らず大ヒットロングランとなった。
  高度経済成長以降でもたびたび各地の映画館で上映されている。

私は、この映画を見たのは、サラリーマンになって、勤務地が三重県桑名の工場勤務の時代。
大都会 名古屋に”名鉄メルサ”という、当時としては、超近代的なビルが完成。
その中に“劇場”があった。その“こけらおとし”に、この「風と共に去りぬ」が上演された。

近鉄特急に乗り、名古屋迄見に行きました。

猛烈に感動したのを今でもしっかりと記憶しています。

一番感動したのは、スカーレット・オハラが、夫に捨てられ、家庭も崩壊して、茫然とした時
「そうだ、ターラへ帰ろう!」と、自分が変える場所を見つけたシーン。
今でも、このシーンは、私の”生きる”ことのカギになっています。

世の中、生きてゆく中さまざまな境遇に出会います。そして、自分を失いそうになることも、度々あります。
が、「自分が戻れる場所」を心の中にしっかりと持っていることが、非常に大切な事。
壁にぶつかった時、私はいつもこのセリフを想い出します。

また、今振り返るに、この映画が上映された時代は、
日本は、戦後から必死で抜けでていた時代の様に
 思います。  私が見た映画館は7階建のビルでした!!

TVのなかで、川井郁子さんが、この名曲『タラのテーマ』を、ピヤノをバックに素敵なギターで聞かせてくれました。

「本物」は凄い! 

 本物に触れようよ!! ホンモノに!!

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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