青空がひろがり、比較的暖かい一日。
今日は3月31日。平成22年度の年度末にあたる日です。
暦の一つで、4月1日から新年度になるところが多い。
明日から、新年度がスタートする。 また、春とえば、”桜”。
今年の開花は10日ほど遅れているとのことですが、そろそろ、花見が気になるシーズンです。
今年は3月11日に起きた、東北関東大震災で、沢山の被害がでた。
津波の被害を受けたところは、まだ 後片付けが進んでいない。
電力も、福島火力発電所の原発が、未だに、沢山の放射能を出し、この”閉じ込め作戦”に目途がついていない。
経済も、良い話しがない。
東北地方にある、沢山の精密機器の部品を供給する企業が、立ち直れず、特に”自動車”の生産がなかなか、再開できない。
トヨタ自動車もラインが止まったまま。
株式は、東京電力が今回の事故で「ストップ安」。 株価も上がらない。
では、花見でもして、”パーット 元気をだそう!”としても、
災害と電力不足で、様々な企画が中止になっている。
花見も、上野公園、千鳥が渕の桜名所も、今年は、”とりやめ”だそうです。
「そんな、ご時世ではない。」と云うのが、言い分だ。
然し、「戦時中は音楽会も芝居も町内のお祭りも、全て消えた。」と、私達は思っているが、実は、多くの催しが健在だったそうです。
杉村春子さんの「女の一生」の初演は、東京大空襲の翌月。終戦直前の夏の焦土に恒例の「ほおずき市」が立ったそうです。
今回の大震災は、さながら戦争の様に「日常」を奪っています。
こんな時こそ、「日常」が人々を「勇気づけて」くれるのでは、、、
と、今日の日経新聞「春秋」にある。
私もそう思います。
「元気だして」じゃなくて、「普通に」生活しましょう!!