昨日に引き続き、お天気がオカシイ。 日本海にある低気圧に向け、南から湿った空気が、 関東上空を通過している。朝方は大雨だったが、少しづつ「秋の空」になるようです。

さて、昨日 東京駅 丸の内駅舎の回復工事を見てきました。 この駅舎について調べて見ました。

この駅舎、東京駅丸の内駅舎は、1914年(大正3年)に創建された。 開業当時の首相は、大熊重信。 彼は、祝典で、

「太陽が中心として光線を八方に放つが如し、鉄道も四通八達せざるべからず。 我が国鉄道のこ中心は、この停車場に他ならず。」 と述べたそうです。

設計は 辰野 金吾。 日銀本店と同様に赤レンガのルネサス様式。

この駅舎は、「関東大震災」にもめげなかった。 そして、第二次世界大戦の空襲で南北のドームと屋根・内装を焼失。 戦後、3階建ての駅舎を2階建て駅舎に復興し、現在の姿になり、 今回 無くなった部分の復元と、「これからの時代」へ、伝承させる為の工事が 今終わろうとしている。

今回の復元工事で一番大変だったのは、駅舎の構造を「免震構造」にすること。

工事を進めてゆくと、この駅舎の地下部分に「松の杭」が約1万本埋め込まれていたそうです。 この、「松の杭」のおかげで、「関東大震災」に耐えたと言っても過言ではないそうです。

今回の工事では、この松杭にかわる約450本の新しい杭を地中20mまで打ち込み、駅舎全体を 「免震構造」にしたそうです。

こうしてみると、「東京駅」は非常に「強固」に作られていました。 だから、こうして「これからの世代」に向けて、大正時代に建築された美しい建物を 「次の時代へ」伝承することができました。

昨日見た駅舎は、「優雅」でした。

http://www.kajima.co.jp/tech/tokyo_station/index-j.html )

東京駅 丸の内駅舎

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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