昨日は、船橋へ出掛け「神保 彰」さんのライブ「ワンマンオーケストラ
~ ドラムからくり全国行脚2013~」を聴いてきました。
会場の「船橋キララ・ホール」は、真ん中にドラムが、ポンとおかれ、その席を
囲むように観客席が配置されています。
まさに、「ドラム」を中心に360度パラマウント。
会場は「満員御礼」。ギッシリ埋まった客席。
私は、ドラム演奏のライブを聴くのは初めてです。
また、彼のドラムは、普通に知られている「ドラム」と違い、ドラムを叩くと、
その信号が「電子音楽」に変換される「DTX」ドラムトリガーシステムになっている。
この「ドラム・トリガー・システム」は1990年に「ヤマハ」が開発したもので、
それはそれは、「聴きごたえ」のあるものでした。
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wikipediaより
「ドラム・トリガー・システム」はいわゆる「電子ドラム」とほぼ同じ機能を持ち、
ドラムの各パーツに貼り付けたピックアップや電子ドラムパッドを接続し、
それぞれのパーツから打撃を受けると、その信号を機材内で設定したMIDIの信号に変換する
仕組みになっている。
( http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%C0%CA%DD%BE%B4 )
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会場で、演奏しているのは「ドラム」を叩く神保さん一人ですが、バックにシンセサイザーの
オーケストラがいて、その中の「ドラム」の音に聴こえる。
ドラムが最高潮になると、彼の手足は全て動き、全ての楽器が「叩かれる」その瞬間、
ドラマーの神保さんが、まるで「人柱」になり、黄金のベールに包まれます。
「凄い瞬間」です。
2ステージ、2時間、彼は楽譜を眺めるでもなく、「大好き」な「音楽」の世界へとけこみ
「ドラム」を楽しんでいました。
「人間ワザ」とは思えないものを感じました。
私も完全にその世界に入りこみ、「楽しんで」きました。
このドラムを叩く「神保さん」は、1959年生れ。
会場で、ドラムにあわせて、身体を動かし、手を振り上げる「おじさん」、「おばさん」!!
こういう「世界」は最高です。
写真は、「神保さん」が叩いた「ドラム」です。