世界一を目指す「スパコン」の話し。

昨日の雨と風はおさまり、ウソのように良いお天気です。
気温は高いが湿度が低く、気持が良い。

今朝は、お散歩コースのお寺さんの境内に出掛け、境内の池のハスの花を楽しんできました。
まだ、時期的に少し早いか、小さなシッカリとした「蓮の花」が咲いていました。
どの様にして、ハスは、花を咲かせる時季を知るのでしょうか？　不思議です。

さて、先日文部科学省が、専門家委員会を開き、２０２０年をメドに、新　スーパーコンピュータを
来春から開発に着手することを決めたそうです。

目指す性能は、今の「京」の「１００倍」の性能だそうです。

その具体的な性能とは、１秒間に「１００京」！　「京」＝１兆の１万倍回計算ができる。

今、この規模のスパコンは「欧米」、「中国」が２０年前後の稼働を目指したいるとか。
用途は「軍事目的」だそうです。

今日本で稼働している、スパコン「京」は、開発費がなんと、約１１２０億円掛ったとか！
今迄世界一だったが、今では「第三位」だそうです。　
このスパコンの持つ力は、やはりシュミレーション技術でしょう。

これから遠い先のことが「予測」可能になる。

主な用途は
１　創薬、再生医療。　２　新素材の開発。　３　防災　そして　４　機械等に設計。

その最たる研究に、人間の「脳」の機能をこれから１０年と云う歳月を掛けて「解明」するとか。
この「スパコン」を動かすのは、やはり「電力」！
今の「京」はフル稼働をすると、必要電力は約３万世帯分に相当する1万２０００キロワットが必要！

新規に開発する「スパコン」を、「京」と同じ技術で動かすとすると、「発電所」が一つ必要になるとか。

今の日本は、福島原発の事故を受け、電力は「作る」のに大変。
こんな課題を抱えながら、日本は再度、「スパコン」世界一を目指すそうです。

そうそう！「２位じゃ、駄目なんですか？」と、云った「政治家」がいました。
そうなんです！　科学、夢は「世界一」じゃないとダメなんです。
だって、「うちのママ」も「世界一」じゃなと、つまらないですよね。