首都圏の交通トラブルに思う。

風が強い一日。 今日も「大気の状態が不安定で、突然の雨やヒョウに注意して下さい。」と、ニュースでしきりに言っています。

昨日 夕刻 首都圏の通勤電車が止まった。
新宿を起点に運転されている、「小田急線」が止まった。 車両基地から出てきた車両が「脱線」して。
この影響で、首都圏は大混乱。 また、どうして、こんなことになるのか?
昨夜11時迄に全面復旧することを目指して「回復工事」を進めていたが、今朝迄時間がかかったもようです。

首都圏に人口が集まりすぎている。どこで、同じ様な事態になっても、同じ様なことがおきる。
長く首都圏で「生活」をしていると、自然に「交通網」が自分の「頭」に出来上がる。
不思議なモノです。

この様な事故に遭遇した、「辛い想い出」があります。 ふっと、「その状況」が頭にうかびます。

私の「対処方法」は、この様な事故に遭遇したら、「暫く その場に立ち止まる」。
下手に「う回路」にまわると、却って「辛い」ことになりがち。 しばし、立ち止まり、様子を冷静に眺める。
たいがいのトラブルは、こうして、比較的に「難なく」通り過ごしていた「交通トラブル」ですが、一番辛かった「思い出」があります。

トラブルが起きた路線は「総武線]。 駅は「錦糸町」。
快速電車が「錦糸町」駅に止まり、動かない。 外は「雪」がしんしんと降っている。
社内アナウンスでは「送電線のトラブル」。 社内放送が「雪で送電線が切れた。 この対応には時間がかかります。」 早めに「振替輸送」で「帰宅」してくれ。と繰り返し放送する。
そのうち、私がいる「車両」にも「人」がいなくなった。

「携帯電話」で、娘に状況を訪ねるが、なにも判らない。

暫く考えいると、バスと地下鉄の代替ルートを思いついた。

動かない電車の車両を降り、バスターミナルへ向かう。 物凄い人がいる。

どうやら、「大きな事故に遭遇したようだ」。  そとの景色は、白い雪がドンドン高くなっている。
目指す、超満員の「バス」に乗り込み、地下鉄の駅に行き、終電ギリギリで、本八幡迄。

我が家に向かう「最終バス」にどうやら間に合い。 深く積もった雪を歩き、何んとか「家」に辿り着いた。

長年 生活をすると、使ったことがない「バス」の路線も頭に出てくる。不思議なものです。
翌朝、会社に出てきた「相棒達」は、「帰宅できず」「何処かの駅で『夜明かし』をしたそうです。

テレビジョンで帰宅を急ぐ、「京王線」の乗客の姿を見て、私の「辛い、雪で閉じ込められた」交通機関の
想い出が、出てきました。

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ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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