「本物」を見る「目」。

寒い。北風が冷たい。

今日は、高校一年生になる娘の長男が、「アメリカ」に短期滞在の旅にでます。
娘の言葉では、これが「短期留学」だそうですが。
10日間程、アメリカのサンフランシスコの「他人」の家で過ごす。

目的は、「英語」の環境にとけ込む。 異国の地での、「はじめての自分一人の旅」をする。
そして、本当の狙いは、一人旅をして、「異文化」を知る。かな???

健康に留意して、沢山の「珍しモノ」、「楽しいモノ」、「美しいモノ」等様ざまなモノに
ふれて、自分の「尺度」を磨いて帰って来てほしい。

ただ、送りだす側の「両親」、「爺さん、婆さん」は、心配でたまらない。
「ベルギー」で起きた「テロ」!
巻き込まれないようにする「手立て」は、全くありませんが。。。

さて、先日 古美術鑑定士の中島 誠之助さんに、インタビューをした「コラム」にふれました。
この方はテレビ番組「なんでも鑑定団」で、視聴者から持ち込まれ出される「お宝」を見て、
「本物」かどうかを明快に「判定」される方。

どうして、本物を見分けられるか? の、問いに「良いモノ」を見ることが大事と。
「美術品」は勿論、「建築物」、「景色」、さらには「いい音楽」を聴き「いい本を読み」、
「常に最高の水準のモノ」に接し、「感性」を高めることが大事と、言われている。
更に「なるべく『雑』なモノは身に着けない」そうです。

そして、大切にされている言葉が『絹着て、ボロ着て、木綿着ず。』だそうです。

ゆとりのある時は「絹服」を身にまとい、ふだんは「ボロ」で良い。
木綿が悪いわけではないが、『中途半端な暮らしをするな』。
『メリハリのきいた暮らしをして、自分を高度に保っていると「見る目」が違ってくる』。
なるほど!!!

「100点の品物があれば90点は偽物。 偽物があるから面白い。
偽物に引っ掛からないように「勉強する」。 偽物は社会の「スパイス」と。
(平成28年3月16日 「日経新聞」「本物を見極める目」を参照しました。)

私は、このコラムに痛く感動しました。

「孫」が、「アメリカ」へ行きましたが、 このように「ハングリー」に、現地の
「モノ」を見て来てくれることを願っています。

PS:明日 3月26日(土)~3月30日(水)迄 この「ブログ」はお休みします。

DSC05825 (2)

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
カテゴリー: Uncategorized パーマリンク

コメントを残す