「筋トレ」で学んだ。

空気が気持ち良い。 空も晴れ、ホドホドに空気が乾燥して、気温が少し低め。
緩やかに吹く風が身体にあたると気持ちが良い。
回りの緑に目を向けると、「新緑」が美しい! そして、みどりの中に「赤い」「ツツジ」がアチコチにある。
ふと、カレンダーに目を向けると、もう、「ゴールデン・ウイーク」!!!
「さくら」の花が過ぎると、アット言う間に「春」が進んだ。

今朝は、ジムで一時間ばかり、汗をかいてきました。

「ジム」で教わったこと。

「足は、何処から『脚』ですか?」、「足の付け根からでは、、、」
正解は、「みぞおち」だそうです。

こんな、問答をしながら、「筋トレ」の先生が、動かす「ツボ」を教えてくれる、楽しい時間です。

片足に重点を置き、反対側の足のヒザを手で持ち上げるトレーニングをしました。
立っている「足」の筋肉が、「ビリビリ」するほど、応える。
何のトレーニング? これは、脚の付け根部分の「筋肉」を鍛えるそうです。

なんで、こんな場所の筋肉を鍛えるのか? 聞いてみると、この部分は全身の筋肉の70%相当を使う部分だそうです。
床に座った姿勢で、立ち上がろうとすると、この部分の筋肉が使われていることがよく判る。

トレーナーの方が曰く、今の日本人は、「床」に座った生活ができなくなっているそうです。
また、「和式トイレ」が使えなくなっているそうです。

なぜか? 足の付け根の部分の「筋肉」を使わないから、こうした「姿勢」がとれなくなっているそうです。

じゃあ、外人は「床」に「座れるか?」。 キット「座れる」。 それは、この部分の筋肉を使っているから。

たかが、「生活方式」の「変化」が、日本人に、こんな「変化」を生んでいる。

「座る生活」方式に変ったのは、日本の敗戦後からです。 そんなに時間は経っていない。
が、日本人の「体力」に大きな「変化」が起きた。

そう! 私が生まれた「呉」は、四方が「山」に囲まれている。
だから、人が住む場所は「急な坂」の上に家を建て、生活している。
今、そこは「空家」だらけになっているそうです。

なぜか? 「水」や「お米」、「野菜」等を買い求める場所は、斜面の下の市街地に商店がある。
買った商品を、高台にある我が家に、持って帰れない。 「足」の筋力が落ち、「山の上」で生活できなくなっている。

こうして「筋トレ」の一場面を見てみると、とんでもないことが、「見えてくる」。

こんな事をジムで見付けました。
写真は「呉」の「山」の中腹にそびえ建つ住宅の風景です。

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ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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