技術の進歩と次の技術の開発

昨夜 アメリカの宇宙船「ディスカバリー」が、約15日間にわたるミッションを終えて、 無事 米フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸したのをTVでナマ映像を見た。
宇宙に飛び立つ時は垂直に立って、猛烈な噴射をして飛び立った。が、帰還する時は、まさに、普通のジェット飛行機です。
滑走路へ無事ランディング。そして、パラシュートを開き、減速して、停止位置付近でこのパラシュウートも切り離す。 そして静かに停止した。

思わず、拍手をおくった。

日本人の山崎直子さんら7人の飛行士を乗せて無事帰還!!

技術の進歩は物凄い。
最初の頃の宇宙船は、太平洋上の”この付近”に着水。それを、ヘリコプターが回収に行っていた。
それが、なんと、宇宙からまるで民間のジェット飛行機の様に帰還する。
この「ディスカバリー」は、もう30年活躍したそうです。
アメリカが、とにかく、安全に宇宙の行き帰にエネルギーを注ぎ、膨大なお金を使った為、次のロケットの開発をしていなかった。 
今年、「ディスカバリー」は任務を終えた。
アメリカは、これから十数年間掛けて次のロケットを開発する。 その間は、有人飛行は無い。
ソビエトだけが宇宙センターに人をおくることができる。

技術は、順調に進んでいる間に次の開発をしておかなければ、この様な事態の陥る。
ポートフォリオの原則は、何時の時代も生きている。
複雑な気持ちで、この帰還するナマ中継を見ました。
多分私の人生で、この様な宇宙からの帰還する光景を見る、最初で最後のショーになったと思います。

NASAの皆さん! お疲れ様でした!早く 次のロケットを作りましょう!!
そして、出来ればもう一度このようなシーンを見たです!

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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