孫を久しぶりに見る。

今日は、また、冬に季節が戻り、冷たい雨が降っています。
久しぶりに二歳の孫が我が家にやってきた。
まず、言葉をよく理解している。また、本人のボキャブラリーも広がり、”会話”がよくできる。
かみさんが、「吉田 ○☓君」と言えば、「ハーイ」とこたえる。
”おしめ”もそろそろとれるか? 「オシッコ」と一応は言う。
こうして人間は知識を吸収してゆく。 記憶されてゆく。行動規律が決まる。 
人の”脳”は、素晴らしいです。 だから使わなくなったら、大変なことが起きます。 
  私も最近よく、”もの忘れ”をする。
脳を使わない。そして身体も脳も老化してゆく。
自然な状態で、”脳”が退化して行くなら、多分問題なく、生きてゆけると思うが、、、

人間は利口だから、その寿命をどんどんと伸ばしている。
  が、身体の全ての機能をつかさどる”脳”の方は、進歩していない。 
結果として、”痴呆症”なる病気に罹り、自分の行動が判らなくなる。

有吉佐和子さんが「恍惚の人」を書いて、本にしたのが、1972年だそうです。
日本の高度成長期に、この「認知症」を取り上げ、 
    肉体の老化と心の老化を表現して、将来の高齢化社会に警鐘を鳴らした。 
私もこの本を読み、唸りました。

彼女いわく、「科学の進歩は人間の寿命を延ばしたが、それによって派生した事態は深刻である。」

孫を見ていると、「こんなにして得た”情報”を、忘れるはずがない。」と、思うが、
          老化、退化のスピードは、猛烈なスピードでくるようです。
 

法華経寺の”サクラ”が、そろそろ終わり、”新緑”がはじまっています。
健康の為にも、運動がてら散策しています。

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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