「無常識」で、気象を事業にされた方の話し

様々な考え方があります。 自分の考え方に従い、生きて、結果が出せる人は非常に幸せです。 
私は、日経新聞の夕刊に掲載される、「追想録」は、コマメに見ている。
 理由は、この記事に載れる人は、私から見れば、「それなりの仕事をして」、「認められた人」ですから。 
素晴らしい方々がいらっしゃいます。いつも、「アット」思わせることをされた方々です。 この記事に載る人は。

昨日の訃報は、「石橋 博好さん」。
この方は、ウエザーニュース社の創業者。Web でも、よく見る会社です。 
この会社は、気象情報を提供している民間企業です。
昔 天気予報と言えば、”気象庁”のことを指していたが、ウエザーニュース社にアクセスすると、この会社の”DB”に基づいた気象情報を得られる。
単に気象情報だけではない。「洗濯指数」、「ビール指数」等、いわゆる、人の「感測」を出す。
デパート等が商品の売れ行き予測等に使っていますよね。

 また、この会社の気象観測は、「無償」で、その地点、地点での気象情報を提供する人が、160万人いるという。
これらの人の「感測」に基づいています。「機械」による測定ではない。人が肌で「感測」している。

こんな、会社を立ち上げた人です。
そのキッカケになったことは、北米から木材を積んだ船が、大坂に向かっていた。大坂港が荷揚げが混雑していたようです。 
そこで、早めの陸揚げができる小名浜港に船を向かわせた。
ところが、小名浜港あたりで、低気圧が急激に発達して、台風並みになって、大暴れ。 
その結果、船が転覆して15名の乗組員の方々が亡くなった。そこで、この人は「船乗りの命を守る為の気象情報が必要。」と 判断した。
そこで、気象庁のデータにとらわれない、「予報」を売る会社を立ち上げた。
そして、生活に密接した、「人の肌」に基づく「洗濯指数」等を、今の”社会”に提供をしている会社を作った。 
何故このような、ことが行われたか?

石橋さんは、「非常識」とは違う「無常識」と云う、形にとらわれない自由な発想があったからだそうです。 
この方は民間の気象情報と新たな気象事業と市場を切り開いた人だそうです。 
なんと63歳で亡くなられた。
充実した”短い”人生にピリオドを打たれた。 ご冥福をお祈りいたします。

 この方の写真を見ていますが、猛烈な迫力で、「。。。ですね!」と迫ってきそうな写真です。

写真は、法華経寺の池に咲く、はなです。綺麗ですね。

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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