楽しいこと。

昨日 日経「キャリアの軌跡」で、ぐるなび取締役の吉田 真由美さんの記事を読んだ。

この人は、飲食店情報サイト「ぐるなび」の創業チームに加わり、登録する飲食店の営業で、
 努力をされ、会社を急成長させた牽引役の一人。

彼女が29歳の時、会社が拡大路線を、店舗拡大から、加盟店での営業単価をあげる路線に転換した。
会社が、店舗を拡大する成長から、収益を上げる方向に舵を切り替えた時ですね。

「顧客単価」を上げることは、下手をすると、消費者は「離れてゆく」。
難しい問題です。 

私も、顧客単価を上げて貰おうと、新日鉄 君津を訪ね、価格改定値上げ)をお願いした時、資材マンが、
「君の会社の単価の中の人件費は、幾らか?」、「値上げをする時は、
     先ず、自分のところの”人件費”等 自分のところの経費を下げることから始めるべきだ。」、「そのプロセスを、私に説明しなさい。」
そして、「それが納得できたら、単価改定に応じましょう。」
 こういわれ、モットモなことは、充分だが、「説明」できなかった。
事実 新日鉄君津は、単価の安い他のメーカのものが、沢山採用されていた。

吉田さんも、こうした経験をされたと思います。

しかし、ある時飲食店の経営者の方から、「ぐるなびが成長しないと我が社も困る。
お金を貰うことに罪の意識をもたなくていい。」と諭されたた時、「ビジネス感覚が目覚めた。」そうです。
そして、彼女の月間契約が伸び、実績が認められ、昇進して、役員になった。

”辛い一年だったが、一年が過ぎて、彼女が30歳を終わる秋が「最高の一年だった。」”
  と、語っている。
そして、今の思いは、「絶対に事業を成功させる」という強い思いで、部下を束ねているそうです。

いいですね!
自分が活躍し、その結果が認められ、そして突き進んでゆく。
日本経済が沈滞しているなか、久しぶりに「スッキリ」した、話しにふれました。

これも、「時間」の過ごし方一つで、決まってくると思います。
決めた目標にわき目もふらず邁進する。 キット 最高に気持ちがいいです。

頑張れ!吉田 真由美さん!!

「ぐるなび」 
 1989年10月2日(会社設立)
 2000年2月29日(株式会社ぐるなび発足
  資本: 23億円、 人員:1200人

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
カテゴリー: 価値感 パーマリンク

コメントを残す