ここのところ、お天気が今ひとつよくない。 天気予報で、今日9月29日は、「貴重な晴れ。 大切に使って下さい。」と、言っていた。
かみさんは、”洗濯”。そりゃあ、太陽のもとで乾いた肌着は気持ちが良い。
私は、いつも散策する、中山法華経寺へ出掛けた。
家から近いから、行けそうなもんだが、実際にはなかなか行けない。
いつものコースを散策しました。
今日は、”ひがん花”が咲いていたので、お花が綺麗に咲く“院”に行き、写真を撮りました。
”秋”のお花は、春と比べて少ない?
今日、こうして何気なく散策をしているが、見たもの、触れたものの存在についてキチンと価値判断をしているだろうか?
昨日の新聞で、デザイン展で、出展されている作品の中で、チョット変わった作品の話しについて紹介されていた。
デザイン展に出展されているのは”カレンダー”。
そのカレンダーは、曜日毎に美しく色分けされ、棒状のカプセルがあり、
その中から、紙片を一日単位で取り出すようになっているそうです。
その紙には短いメッセージが書かれている。
例えば、「今日歩いた道で、あなたが目を留めた花は、どんな花でしたか?」
「今日一日の中で、誰の笑顔が素敵でしたか?」 等。
日常の中で立ち止まって、ものを観ると云う姿勢が、このカレンダーにはある。
因みに、この展覧会のテーマは「デザインの良心」だそうです。
私は、プレゼンテーションの研修の講師をしていた時、生徒さんに、
「東京駅から、この会場迄、誰かに来て貰うことになった。
その方の為に、ここに来る迄の“地図”を作って下さい。」
その会場の道は、受講生達は毎日歩いて来ていたが、 誰一人として、キチンとした案内図は書けなかったこと、を思いだします。
そうなんです。 見ているようで何も見ていないのです。普通に過ごしていては!!
東京駅から、幾つ目の信号をまがったのか、 そのビルは、どんなビルだったか?
目の前を1億円以上の価値がある、“幸運”が通り過ぎても!!
ものごとは、やはりメリハリをつけて、キチンと向き合い、見ておく必要があります。