ウオークマンの話し

ウオークマン。これは音楽プレイヤーの代名詞。
発売元のソニーが、このウオークマンの「カセットテープを使う製品」の
国内向け出荷を終了したことを発表しました。(2010年10月22日)

このウオークマンは1979年、実に31年前に発売。

キッカケは創業者の井深大氏が、音楽を聞くことが好きで、海外出張の際、当時の携帯音楽プレイヤーを
持参し、飛行機の中で聞いていた。
しかし。なにせ重い。そこで、井深さんは
「再生だけでいいからステレオ回路を入れたのを作ってくれんかな」と社内の技術者に持ちかけた。
できあがった製品の愛称が「プレスマン」。

再生機能しかない製品を販売するとなると、社内から猛反発を受けたそうです。

当時70歳を過ぎていた井深さんと60歳に近かった盛田さん(会長)
この二人の、自分の年齢や、過去の偉業にとらわれることのない、
好奇心に満ちあふれた感性がウォークマンというヒット商品を生み出したそうです。

ソニーという会社は、こんな会社!!

今は、アップルの”i-Pod”が、この音楽プレイヤーに参入して、ソニーも大変。

私は、i-Pod とウオークマンを持っていますが、純粋に”音楽を聴く”ことに、重視するとウオークマンの方がはるかに優れている。
 ”音”へのこだわりは、凄い。
私が持っているウオークマンは、もうスペックアウトして修理がききません。大切に使います。 

今日から上野 国立科学博物館で「宇宙展」が始まりました。
 ”過去の偉業にとらわれることのない、
         好奇心に満ちあふれた感性”で、作り上げられた、日本の技術を見に行くのが、
非常に楽しみです。

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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