遷宮の話し

だんだん蒸し暑さが戻ってきています。

先日21日 社殿を20年ごとにつくりかえて神々を移す、伊勢神宮の「遷宮」の儀式の一つ、 正殿の屋根をふき納める「いらかさい」が天照大神を祀る「内宮」で営まれたそうです。

装束をまとった「小工」と呼ばれる「宮大工」が「神職」とともに、新しい正殿の 「造営地」に参集して営まれたそうです。

この「遷宮」の儀式は、「技術」を次の代へ引き継いでゆく、非常に大切な「行事」です。

この発想が、日本に強く浸透されている為、日本の「巧み」の「技」が、培われている。

そろそろ、「ロンドン五輪」の開幕が近付いていますが、 この「五輪」で使われる 「道具」も、世界一の日本の技術で支えられている。 例えば、ピンポン玉。 砲丸投げの砲丸。沢山あるそうです。

日本は、昨年の「3.11」で大きく「傷ついた」が、この「遷宮」のやり方で培われた 「技術」で、「ロンドン五輪」でも沢山の感動を与えてくれるでしょう。

私は、昨年の春 この「神宮」を訪れました。 大木が生い茂り、なんだか「神さん」が「こんにちは!」と言って出てこられそうな「地」の、 「風」、「空気」、「水」にふれてきました。非常に感動しました。

29日には、五穀豊穣を祀る外宮でも、同様な式典が行われ、これが今年最後の「儀式」と なり、内宮、外宮の新正殿は来年秋の完成するそうです。

「遷宮」がキチンと次の世代迄引き継がれてゆくことを願っています。

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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