甲斐の国で、家族で夏休みをエンジョイしてきました。 むこうは、最高気温が22度と、涼しく、夜は寒いほどでした。 「お盆」の休みをこの地で過ごす人が多く、いつも静かな甲斐の地も 名古屋、関西、神奈川方面のナンバープレートを付けた車が押し寄せて来て 賑やかでした。
孫の一人が、何気なく持ち帰った「セミ」の「カラ」が、物凄い物語を見せてくれました。
「お爺ちゃん! ほら、凄いものが見れるよ!」と言って、昆虫箱を、テーブルの前に持ってきた。
セミの殻から「ニョキ、ニョキ」と「青いもの」が「もがきながら」「カラから出てきている。」 そうなんです。 「セミ」が「羽化」している。
「ね! お爺ちゃん。2時間位すると、セミが殻から出てくるよ!」
私は初めて見ました。 「命」ですね。感激しました。
セミの一生は、約7年間、土の中で、羽化して、一周間足らずで、その生命を終える。
「命」! 頂いた「命」です。 生きているうちは、「精一杯」「生きたい」と、 あらためて思いました。
羽化し終わった「セミ」は、まだ「青い」色です。
「お爺ちゃん、この後、セミは人間の「血液」にそうとうするもにが、セミの 全身に行きわたり、茶色になるよ。」 「折角生れて来たのだから、ベランダの 木に「置いて」おくね。」
すっかり、深夜になりました。