「デトロイト 市」が破綻した。

昨夜から北風が吹き、涼しい。この程度の暑さであれば快適なのですが。

昨日のニュースで「デトロイト市」の破綻のニュースを聞いた。驚いた！！！

アメリカ　ミシガン州デトロイト市。
「ゼネラルモータズ（ＧＥ）」の本社がある町。
この地で「憧れの自動車」が作られ、自動車が街に、世界中に送り出されていた。
「自動車」そのものが「憧れの的」であり、自動車をもつことが「夢」でもあった、
そんな「自動車」の、「象徴的」な町が「財政破綻」した。
なんと負債総額は約１兆８千万円！

パトカーを呼んでも「現場に到着」する迄３０分以上掛かる。街の街頭のライトは、
市がお金が無いから、殆どんのライトが消えている。

物騒だから、人も歩いていない。　だから「オフィス」が閉まる。
だから、ますます、街が暗くなる。犯罪が起きる。取り締まりの警察官が少ない、
パトカーもなかなか来ない。
人は住まなくなる。　「市民税」が入らなくなる。　街が貧乏になる。

ことの発端は「デトロイト」に本社がある「ＧＭ」が、生産拠点を海を越えて「中国」に
移した。　　その結果働いていたＧＭの社員が要らなくなった。
そして、大量の「人口流出」と「雇用規模」の縮小が起きた。

今の「デトロイト市」の歳入のうち、３８％が「負債」の支払い、「レガシーコスト」と
呼ばれる「年金」、「医療費」等に支払われている。
このまま放置すると、この比率は２０１７年までに６５％にも高まる。

こんな事態で、「米国連報破産法９条の適用」を裁判所に申請した。

やれやれ！！！　この場所が！！！
沢山の「夢」をくれた街でした。

この財政の状態は、日本のどの街でも、心配されます。
いやな時代になったものです。
明日は日本の「参議院選挙」の投票日。しっかりと「投票」します。