日本の標準世帯の変化

関東地方も梅雨が明けた。 「梅雨明10日」と言う言葉があるそうですが、確かに「猛烈に暑い」。
昨日は、田舎でお世話になっている方に、年中行事の一つ、「お中元」を送る為に、「船橋」に出掛け、
デパートで、「佃煮」を買い求め、先方に送った。 日本の季節行事です。 「お中元」と「お歳暮」。
便りも、「暑中お見舞い」と「年賀状」。 これも、昨日「お見舞い状」を書き、今朝投函した。

「日本」の季節の行事ですが、「夏」の行事は余り普及?していません。

こちらが、丹精を込めて「暑中見舞い」を毎年おくっていた、従兄が、「毎年貰っている、抽選番号がある
ハガキは、一体何だ?」と言われた。 もう2年前にもなりますが、「驚きました。」
ヘー! 暑中見舞いを知らない。 「かもめーる」も知らない人なんだ!
その言葉を聞いて以来、その従兄には、「年賀」しか出しません。

「夏」の挨拶はそんなモノかもしれません。

こうした、日本「独自」の「慣わし」は、何処で教わるか? 学校ではない。 「家庭」で自然に身に着くモノ。

「家庭」をなす「世帯」の構成が、日本の今では、大変な「変化」が起きているようです。
この「世帯」は、どんな姿が日本の一般的な構成であったか? そう、「標準世帯」の構成内容。

よく言われたいた「姿」は、「夫」が40年間「会社員」で「厚生年金」に加入。
「入社」から「定年」までの「月給」は「平均34万8千円」。
「妻」は20歳から60歳までヅーット「専業主婦」ないしは「パート」勤め。

この「標準」は「年金」のしくみ、はては「介護保険」のしくみをなす、「基」になっているそうです。

1997年に「共稼ぎ」の世帯の方が「夫」だけ世帯数を上回った。
それ以降ほぼ、一貫して「共稼ぎ」が増え、2013年には「共稼ぎ世帯」は1063万になり、夫だけが
勤める世帯数を300万世帯も上回ったそうです。

こうした変化は「単身家族」、あるいは「高齢者」の生活の姿にも、大きな変化がある。

「単身家族」は急増して、過去49年間で倍に増えて、世帯の3割増えにも及ぶそうです。

そして65歳以上の高齢者が一人で暮らす「高齢者単身世帯数」は1975年の61万人から2013年には
何んと9倍の573万なったそうです。

こうした環境の変化は、「年金制度」や「介護保険制度」が計画された「平均世帯」と、現実は大きく
かけ離れて「今」に至っている。

「制度」ばかりの話しではない。 日常の日本人の「生活」の姿が、ガラリと変化しています。
このあたりをよく認識しないと、いけません。
こんな事を「平成26年7月21日の日経新聞」「変わる世帯」から知りました。

いやはや、知って驚きました。
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ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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