ばかばかしい「金利」の話

台風16号が「温帯低気圧」に変わりはしたものの、強い雨雲を運んでいる。
前線に「湿った雲」を送りこむ。そして「台風」自体が持つ雨雲。これらが重なり日本のあちこちで
大雨になっている。 台風崩れの「風」は、それなりの強さ。時折、吹き飛ばされるような強い風が吹いています。

さて、9月もそろそろお終いで、会計年度の9月期の決算が迫っています。
そんな背景もあり、先日「証券会社」から電話が掛かり、「社債」を買わないか? と、言うお誘い。

「年利 0.812%です。」、「償還は10年です。」、一口如何?「利率はいいですよ!」

そうかな? 取扱い最少金額が百万円なので、一年に8千円程利息がつく。なるほど!

「まあ、一日時間を下さい。考えてみます。」、「良いですが、魅力の商品なので、売り切れの際は、、」

翌日、その「証券会社」の担当に電話をした。
「完売しました。」との返事。

どうやら、この国の景気は?は、良いようですね。

かくして、私はこの「10年モノの社債」を購入することはできなかった。

今 日本は阿部首相が進める経済政策の目玉の「NISA」が、金融機関を「駆り立てて」いる様です。
金融機関に「NISA」の申請は澄ましているが、まだ「投資」をしていない人が沢山いる。
この人々を金融機関が狙い撃ちしているそうです。

また、「社債」は、企業からすると、「金利が低い内に、沢山の資金を調達しておきたい。」との
思惑から、「社債」の発行は、きわめて多いそうです。

チョット悔しい思いがした自分に気が付いた頃、「銀行」の担当者から電話が、掛かった。

こんどは何事か?「5年満期のユーロ円建社債」が、、、「金利は、年0.15%」「ご紹介しておきます。」

「尚、締切は9月24日迄です。」

ポンポンとお金が出せる方が多いようです。
だけど、考えてみますと、「年0.15%」の社債を買う人は、「単位金額100万円」を「5か年間」
拘束され、「社債自体は、元本は保証されません」。 利息にも税金が掛かります。

得る「配当金は一年間でタッタ1500円!」

買えない口惜しさではありませんが、「バカバカしく」感じました。

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ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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