お天気もまずまずなので、今日は「新緑」が綺麗な「小石川後楽園」へ出掛けてきました。
前回は、昨年の「紅葉」鑑賞にやってきたから、かれこれ5カ月ぶり。
裏門から「塀」を伝って正門迄の「小路」! きれいでした。白い塀にグリーンの新緑!
小路には、赤、白の「ツツジ」げ、目に痛い程。
この庭園ができたのが、寛永年間。今から、かれこれ400年前。
ここにある樹木は、さまざまな「歴史」を眺めてきている。
庭園は静かなので、樹木から、「その昔の話」がしたくなります。
大好きな「庭園」を散策してきました。
この「庭園」も70年前の「東京大空襲」の惨事のおりは、どうなっていたのか?
今年は、戦後「70年」の節目の年。 さまざまな「特集」が組まれ、第二次世界大戦の
惨事を、後世に伝えるべく、試みななされている。
昨日 NHK総合テレビジョンで戦後70年の特別番組を見た。
“禁じられた”避難
~知られざる空襲被害の実態~ ( http://www.yahoo.co.jp/ )
1945年3月10日の「東京大空襲」の際、「何故、こうまで多数の方々が犠牲になったか?」
米軍の「焼夷弾」の威力!
燃え盛る「火」の中に、多くの人々が、「避難」しないで、その「場」に留まったそうです。
何故? 背景に「国策」として、避難を禁じた「防空法」があった。
一家で「火の手」から逃げるが、途中で「主人」だけが、燃え盛る「家」に戻っていったそうです。
そう! 「逃げてはいけない」と言う「法律」が存在していた。
また、疎開した人に対して「X日迄 戻って来い。 さもないと、配給も止める。」
結局 疎開先から戻り、「焼夷弾」で亡くなる。
「国家」は、国民を守るもの。 だが、その時は、「国民」が「お国」の為に。。。
こうした事実は、この番組を通して初めて知りました。
「戦争」と言うモノは、この様なことが「平然」と起きる。
絶対に「戦争」は、やってはいけない!
「小石川後楽園」を散策しながらも、昨夜の怖い「事実」を思いました。
写真は、平和な今の「小石川後楽園」