「カシオ」の「道筋」。

暑い!!! 台風が、また猛暑を日本上空のもってきたようです。

2006年11月 「皆さん、儲けて悪いですか?」 村上ファンドの社長が、「一般人」に投げかけた言葉。
2006年の「ニッポン放送」をめぐる「インサイダー取引事件」で逮捕された、村上 世彰氏が、また活動を始めた。

黒田電気の株式を取得し、村上世彰(よしあき)氏ら4人を社外取締役に選任する。そして、利益の「100%」を株主に還元する様求めた株主提案が、大阪市内で行われて「臨時株主総会」で否決されたそうです。

企業統治をめぐる世の中の考え方が、一昔前と大きく変わりつつあるご時勢。

さて、企業のボス、創業者 樫尾忠雄氏が1946年に立ち上げた企業「カシオ」。
同族経営が行われいるが、今はしっかりと「業績」を伸ばしている。

「電卓」は、日本の電子立国を支えた「礎」の一つ。
この「電卓」の生産には「シャープ」と「カシオ」は、深く係っているが、その歩んだ「道」は大きく異なる。

「シャープ」は「カシオ」に熾烈な「価格競争」を仕掛けた。
一万円と少しの価格で、世の中にでた「カシオミニ」は、今も強烈なイメージがある。
「シャープ」は、電卓の分野から「液晶」の分野に突き進む。そう、「シャープ」は99年に「20型液晶テレビ」を発売し、本格的な「液晶テレビ」の時代へ。「軽量」「大型」のテレビジョンの「道」を突き進む。
今は「本社」の売却や3500人の希望退職者を募っている

「カシオ」はその後、液晶部分に特化した「シャープ」に競争ができないことを知り、「ゲーム電卓」や「関数電卓」等の「機能開発」に道を進める。
そして、「カシオ」は電卓から別分野の「電子辞書」へ。そして、今は「時計」!!!

「カシオ」は、デジタル腕時計「Gショック」がヒットして、2015年4ー6月期で、「営業利益」が前年同期比29%増の90億円で、過去最高になったそうです。

企業の進む道も、大きな「明暗」を分けるものです。 そのキッカッケは、僅かなことから起きる様です。

写真は、「丸の内仲通」で出会った「赤いバス」。

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ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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