「敬老の日」に思った。

心地よい「日射し」と「そよ風」に恵まれています。
今日は「敬老の日」。 お年寄りに「やさしく」接し、「お年寄りを大切にする」。

散歩道を先に進めて、「法華経寺」の境内迄散策してきました。
さすが「お彼岸」とあり、沿道には、手に「お花」を持ったり、「数珠」を持ったりして、ドンドンと人が、奥に進んでゆく。
結構「若い方」が沢山みえていました。
今日の「敬老の日」の趣旨は、「長年、社会に尽くしてきた高齢者」に敬意を払い、長寿を願い、お祝いをする日。
何故、今日に設定されているか?
諸説があるようですが、一説によると、「飛鳥時代」に聖徳太子が大阪、四天王寺 境内に「仏教」の思想をもとに、身寄りのない人や年老いた人の為に「悲田院」を建設したのが、593年9月15日であったことが、その由来だそうです。

いわば「社会福祉」のもと。

祝日に指定されたのが、1966年。かれこれ50年程の歴史がある。

2003年からは、毎年「9月第三月曜日」になった。

こうして「祝日法」では、「高齢者を敬う」こととされているが、今の日本の社会のなかで「根付いている」とは思えない。 せいぜい、JRの「シルバー・シート」が権威を持っている程度。
これは、日本人は、「無宗教」の人が、圧倒的に多い為の様です。

しかし、日本の「高齢化社会」のことを考えると、そう簡単な「話」ではないように思えます。
そう!日本の「高齢化社会」は、一段と進み、「総務省」の発表では、80歳以上の人は1002万人と、1000万人を突破したそうです。
また、65歳以上の人は3384万人と前年より89万人の増加!
総人口に占める割合は、26.7%。
「人口」、「割合」共に過去最高の記録を更新したそうです。
また、欧米の主要国と比較しても、日本は圧倒的に高い。

これが、日本の「人口構造」です。
今一度、「敬老の日」に、もっと「高齢化社会」のことを考えて欲しいと思います。

彼方此方の高齢者施設で、「虐待」事件も起きています。
そんなことを感じた一日です。
( この項 9月21日附 「日経新聞」を参照しました。)

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ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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