「コピペ」文化？

今日は、曇天。　ちょぴり「寒い」。
季節が、一日一日進んでいる感じがします。

さて、横浜の大きなマンション棟の一つが、「傾いた」！
住んでいるマンションの住民が、隣の棟との「連絡通路」の「取っ手」の部分が２センチ程ずれている部分の「写真」を公表。

原因を調べたところ、地中の岩盤に到達しなければならない、「杭打ち」で、「虚偽」があるとが判明した。

工事を請け負った「旭化成」の発表によると、工事をした、下請け会社の「旭化成建材」が、他の工事現場のデータを「コピペ」したそうです。

頑丈な建物を建てる「基礎」の部分で、必要な「強度」を出す為の「ウソ」があれば、ウワモノの「マンション」が、傾いてくるのは、当たり前。

どうして、この様なことが起きるのか？

杭打ちをする必要がある場所に「条件」通りの「作業」をしないで、あたかも「やった様に」、他所の場所の「データ」を「コピペ」をしている！

この「マンション」を買い、住んでいる人は「怒り」ます。

「旭化成」は、会社の威信をかけて、「旭化成建材」が杭打ち工事をした、「マンション」や「商業ビル」等全国の約３０００棟の建物を「調査」すると宣言したしたそうです。

「コピペ」！　この言葉は、今年の最初に「理研」の小保方さんが、「スタップ細胞」の「論文」で、「取り上げられた」。　それ以来、アチコチの不正の際聞かれる「言葉」になった。

「パソコン」の世界では、「一度記述した『情報』」は、「コピー・コマンド」と、「貼り付けコマンド」を使えば、ほゞ、無限大に、そのデータは「再活用」できる。
それは、オリジナルのデータを自分自身が一度作成した「データ」についてだけ許される。

が、今の社会現象は、「みさかいなく」他人の「データ」を、「コピペ」している。

ついつい最近の現象。
社会が「オカシイ」。

「旭化成」の業績は、２０１５年４－９月期の連結営業利益は「過去最高」を更新したそうですが、今回の「コピペ」事件を受けて、１０月１５日の株価は「急落」したそうです。

この会社の持つ「信用」は、なくなった。
（　http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/　）

ついつい先日、天下の「東芝」が「ウソ」の決算をして、今　社会の「制裁」を受けています。

どうしてこんなバカげたことが起きる様になったのでしょうか？