連絡船がなくなる。

朝方は雨が降っている。
雨で困る事は、愛犬「クリ」の朝の散歩が、できない。
「クリ! お昼ごろには雨が止むので、それからお散歩しよう!」と、外の様子を見せて、イヌを納得させる。
今日は、日曜日。幼稚園も、小学校もお休みで、静かな休日です。

このお天気が、昼頃には、雨が止み、青空が見える。 そして、少し肌寒い一日です。

さて、昨夜 テレビジョンで、「にっぽん紀行」を見た。
昨夜のテーマは「春 橋が架かる島で ~愛媛 九島~」。
場所は、四国 愛媛県宇和島市の沖に浮かぶ「九島」。この島に島民の念願だった四国本土と結ぶ「橋」が完成する。

四国本土と目と鼻の先しか離れていないが、海に浮かぶ「島」です。
人が行き来する為には、「船」を使わねばならない。 そう、「連絡船」が必要になる。
この連絡船は一日5便しかない。 この結果、島に残る人は「年寄り」ばかりで、「若い人」は、
島から離れてゆき、島は「人口」が減る。 島が寂れる。

この「悪循環」を断ち切る為には、四国本土と「直結」する「橋」が必要。

この島民の「夢」が、今年の春かなった。

今の「人口減少」と「高齢者社会」に悩む「日本」の縮図の様な、「物語」です。
( http://www4.nhk.or.jp/nipponkikou/x/2016-04-23/21/28869/2110180/ )

「橋」の完成で、四国本土から、子供が「自転車」で遊びにやってくる。 そうした喜びの裏には、
永年親しんだ「連絡船」が運航を止める。 「島」の「医療センター」が閉鎖になり、「先生」は居なくなる。

なかなか、良いことずくめの話はない。
ラストシーンは、「連絡船」の最期の運行。 船長さんが、「お別れ」の挨拶を。

私は、瀬戸内海の「呉」に生まれたので、この「シーン」は、自分が「主人公」に、なれる。
様ざまなことが、脳裏を駆け巡り、この「ドキュメンタリー」を見て「泣けて」きました。

今の「日本」の「姿」そのものです。

「故郷」に、思いを寄せ、この「ドキュメンタリー」を見ました。

今、九州 熊本を中心に「地震」が起きて、大変なことになっている。
「故郷」を思う人が、沢山いる。 思いは同じはずです。

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ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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