「セキュリティ」の話。

朝から「雨」です。

梅雨前線に向かって、日本海にある「低気圧」が二つの、「流れ」になって纏まった雨を、九州地方に降らせた。
この地方は、「地震」で、地盤が緩んでいる。　大きな被害が出ません様に！

私は、今朝　早めに「スマフォ」の「目覚まし」をセットして、雨が本降りになる前に、「銀行」の「貸金庫」に、ある「書類」を取りに行った。

田舎の「不動産」の関係で、大切な書類が必要になった。　先方から「預かっている『保証金』」の書類のコピーを関係先に出したら、「印影が薄い」との理由で、オリジナルの書類の提示を求められた。

日本には、「本人証明」に一つに「印鑑」がある。
よくできた、日本の「認証システム」です。

私が先方に渡した「印」と、保証金に関する書類の上に押されている「印」が、完全一致すれば、間違いなく「私が、意志表示」したことになる。

銀行の貸金庫から「書類」を持ち出して、自宅に帰る。

「強い雨」なので、「書類」が濡れないように「ビニール　封筒」に納め、無事持ち帰った。

さて、先日、日本で　この「本人証明」の方法を「劇的に」だまして、銀行の「ＡＴＭ」が襲われた。
犯行があったのは、5月１５日、日曜日の午前５時頃から８時頃の２時間。
１００人以上の「出し子」が１７の都道府県の「１４００カ所」を超える「ＡＴＭ」で、「偽造クレジット・カード」を使い、総額１８億円の現金を引き出した。
今の時代は「電子回路」を「悪用」している。　チョット、「印鑑」の時代には想像ができなかった、ドロボウの出現です。

また、「スマフォ」には、各人が「セキュリティー・ロック」を掛けている。
これが、なかなか「よくできた」「システム」で、数度間違えると、「スマフォ」の「データ」が「消える」。
この「セキュリチィの解除方法」について、アメリカでは「ＦＢＩ」と「アップル」が、争っている。

この「争い」は、セキュリティが「公共の安全」を守る為か、「個人の安全」を守るか、選択を迫る深刻な問題に発展している。

やれやれ！　日本の「セキュリティ」の代表格の「印鑑」の「印影」で、今日は、雨の中を良い散歩をさせられましたが、「セキュリティ」の守り方も、劇的に「変化」していることを感じました。

写真は、雨に打たれて綺麗さを増す、ブルーの紫陽花。