スポンジ化が進む街の話。

寒い一日です。 今朝 東京は、氷点下の「真冬日」だったそうです。

今日は 私の「誕生日」。
年齢の数だけ、この「日」を迎えていますが、年齢を重ねる毎に、「特別な日」の思いが増してきます。
ちょっと「複雑な気分」。

今日は、かみさんと千葉のホテルにある「中華料理店」で、ランチを食べてきました。
このお店は2度目。 ボリュームもあり、「味」もしっかりして、美味しかった。

ホテル迄かみさんの運転する車で、船橋から「千葉 舞浜」の大きな「道路」を走る。
車両はトラックが多い。また、この界隈は貨物便の荷物を集荷する「倉庫」が沢山ある。
その合間に「民家」がある。 このあたりに「家」を建てた人は、、、、。要らぬ心配がよぎります。

今。「都市のスポンジ化」と言う事象が、日本で起きているそうです。
「人口」が減るなかで「空家」、「空地」がランダムに発生して「街」が「スポンジ」の様に「スカスカ」になってしまう。

「街」の「人口密度」が下がると、多額の投資をしてきた「水道」、「ガス」、「下水道」等が無駄になる。
人口減少が起きると「小売店」等も「収支」が合わず、撤退してしまう。
それで、また「人」が「減る」と言う、スパイラルが起きる。

そうなんですね。 日本の「高度経済成長期」に都市部に「若者」が大勢やってきた。
彼らは結婚後、マイホームを求めて「郊外」に家を作った。 この行為が「バラバラ」に起きていた。

時が経ち、その「家」や「土地」が、子供に渡る。 が、貰った「家」に住まない。
「空家」が派生する。

「団塊世代」の「持ち家」が相続期を迎えると2030年には3軒に一軒が「空家」になるとの推察がある。

野放図な「街づくり」のツケが、やってくる。

「ザウス」と言う、「世界最大の屋内スキー場」があった「船橋」。 この跡地は、家具専門店の「イケヤ」になっている。
いわゆる「バブル期」の産物。

こんな、街を見ながら、ホテルのレストランに向かいました。

私が、せっせと「稼いでいる」時期に、こうした「変化」が起きていた。そんな時代を知る私の「誕生日」でした。

写真は、「ホテルのロビー」にある「クリスマス・ツリー」

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ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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