記憶遺産になった「炭鉱記録絵」を見て、「エネルギー」を考えた。

曇っていて、肌寒い。

どんよりと曇った空の雲は、「モクモク」としていて、ながれる早さは早い。
日本の南海上には、超大型の「台風2号」が、日本をうかがっています。

予報によると、30日 月曜日あたりに関東地方に影響がでるそうです。

また、その進路の先には、「東日本大震災」の被害地、岩手、宮城、福島があります。
重なる余震で、地盤が軟弱になっている。
これからの台風の進路が気になります。

こんにち、地球上に住む、「人間」は、様々な「知恵」を得て、欲しいものの大半は、「手に入れる」ことができる様になっている。

夏のシーズン、暑いならば、エアコンを運転すれば、冷たい風を吹かせ、「居る場所」の温度、湿度を下げ快適な環境を「手に入れる」ことができる。

掃除、洗濯も、今は「電気掃除機」のスイッチを押せば、すいすいと部屋の「ゴミ」が掃除機に吸い取られる。

洗濯も「汚れたもの」を「洗濯機」に、ポイと入れて、「電源オン」のボタンを押せば、なんと、「乾燥」までしてくれる。
人間さまは、物干し竿に干せばいだけ。

昔は、布切れで「雑巾」を作り、それを水を吸わせて、這いつくばる様な格好で各部屋、廊下を掃除した。
せんたくものは、「タライ」のなかで、「洗濯板」で、「ごしごし」と
洗ったものです。

こうした作業も、「電気」というエネルギーを得て、「機械」がやってくれる。

その昔、電気のエネルギーは、「石炭」を燃やして作ったが、この「石炭」を得る為には、人間は大変な苦労をして、地下の「石炭」を掘り出して、この「石炭」を得ていた。

時は進み、人間は「石油」を「燃やす」ことを知った。
「石油」は、液状のものだから、「石炭」程の苦労をしないで、得られる。
「地球上」にあるこの「石油」も、そろそろ底をつく。

こうした、人間の「苦労」を知らないで、ひたすら「電力」の恩恵を得ていた「今」、「使い方と、確実な制御の仕方」を知らず、「原子力」を使っていたところ、今回の「東日本大震災」。

今、もう一度 使っている「エネルギー」を、見直す時期にきている様に感じています。

この度、記憶遺産に炭鉱記録絵(山本作兵衛 作)が、日本初の登録となった。

この「絵」に絵ががれている様にして、「石炭」を得ていたのは、そんな「昔」ではありません。

「今」をよく見つめてみたい。そんなことを痛烈に感じています。

ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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