先日 NHK総合テレビで、「世界ふれあい街歩き「ナザレ(ポルトガル)」を見ました。
この番組「世界ふれあい街歩き」は、好きな番組です。
放送スタイルが、チョット変わっている。
語りは、一人。八嶋智人さん。
テレビカメラだけが、一人で、対象物を映し、「語り」がある。そう、主人公は「テレビカメラ」。
今回放映されたのは、ポルトガルの漁村「ナザレ」。
大西洋に面したナザレ(ポルトガル)は、紀元前から続く伝統ある漁師町。
「漁師」が全ての主役になっている街。
伝統の民族衣装ー七枚のスカートーを重ね着した漁師の主婦達が、路地で会話をし、ボール遊びをして、のどかに生活している。
この街は、1998年9月に訪れた街です。
下の街と上の街があり、上の街で、広大な大西洋を眺め、下の街では、イワシの匂いを嗅ぎながら海岸の砂浜を歩き、地元のお店で、「ベッドカバー」を買った。
夕食は、街のレストランで全く判らない”文字”と”会話”で「魚料理」を食べました。
私が訪れた時とさほど変わってはいない街。
そうそう、「ナザレ」という町の名前は、「聖書」に出てくる、地名だそうです。
そして、この町はフランス映画「過去を持つ愛情」で、主題歌「暗いはしけ」を、アマリヤ・ロドリゲスが歌い、日本でも知られている町。
ポルトガル 「ファド」で歌う「暗いはしけ」は、暗い曲ですが、何度聞いても素敵な曲!
懐かしく、この番組を見ました。
今 日本は地震と原発の事故で、大変な時です。
こうした、のどかな街が懐かしく感じました。
早く、日本も落ち着いてほしいものです。