活躍が期待される「だいち2号」

今日も良く晴れ渡り、気持ちが良い「秋空」です。
来週、広島へ帰省する準備をしているが、結構負担に感じられる。早めに「準備」を始めないといけない!
と、思いつつ「好きな」写真はセッセト、向き合い、時間がドンドンとられてゆく。

さて、日本は地震大国?です。
今年は、特に 火山の活動が活発になっている様に感じる。
九州の火山群、箱根山など等は「直近」の出来事ですが、 問題は、その火山活動を「観測する」「人」が、居ない。
機材も少ないそうです。

そんな環境の中で、人口衛星や宇宙線を使う技術の可能性が盛んに検討されているそうです。
その「トップバッター」が、JAXAが打ち上げた「陸域観測技術衛星」『だいち2号』。
この「衛星」は「地表」の変化を1センチメートルの単位で捉えることができるそうです。
そして、現実に「だいち2号」は「箱根山」の直径200メートルの、狭い範囲で「マグマ」の隆起を把握した。

この「だいち2号」は上空から電波を発し跳ね返る波長の変化を捉える。なんと、地表の凹凸を割り出し、幅50キロメートルの領域のデータを把握できる能力がある。

現在の観測には「GPS」で「火山の地殻変動」を測定しているが、地上を数キロごとに設置された機器単位の測定に留まっている。
それが、「だいち2号」では、広範囲に、かつ 密度の高い「データ」を得ることができる。

また、「上空」から降り注ぐ「宇宙線」からでる「ミュー粒子」が、「マグマ」の「通り道」や「マグマだまり」を把握できるモノだそうで、今 その活用が盛んに研究されている。

この様に「新技術」をフルに生かす様日夜努力がされているが、一番の問題は「専門の人」が少ない。

この「人」不足による「ダメージ」は、日本にとって非常に深刻な問題になっている。
専門家の話によると、この現象を『40人教室』と言っているそうで、それほど「研究者」がいない。

なんとか、早めの「対策」が必要です。

今夜は「流星群」が見れる「日」です。 空を眺めながら、こんなことを考えました。

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ほりたろう について

ウォークマンで音楽を聴きながらデジカメを片手に持って、散策するのが大好きなお爺さんです。17歳の「パピオン」「雄」 を飼っています。
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